“えしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恵心50.0%
穢身33.3%
回心16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて世は藤原氏全盛時代となり、恵心えしん僧都の浄土教となり、極楽往生の欣求が世に満ち、宗教はこの世を一つの大きな夢に化した。精神の昇華、神経の洗煉は大仏師定朝となって現前する。
本邦肖像彫刻技法の推移 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
(ありがたや、自分のような穢身えしんのうちにも、弥陀みだ如来がみておす)と思った。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを回心えしんという。そこには自己自身を否定することによって、真の自己を見出すのである。
絶対矛盾的自己同一 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)