“うんすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
雲水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「気楽ではいけません。道楽にできるものなら、二十年も三十年も雲水うんすいをして苦しむものはありません」と宜道は云った。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
雲水うんすいに似た旅人芭蕉も、時には一定の住所にいおりを構えて、冬の囲炉裏いろりを囲みながら、わびしく暮していたこともある。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
芭蕉はほとんど雲水うんすいの僧同様日本国中を行脚あんぎゃしてまわった人で、この句もその旅行の句であります。
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)