“うわべり”の漢字の書き方と例文
語句割合
上縁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
具足のおどし濃藍こいあいで、魚目うなめはいかにも堅そうだし、そして胴の上縁うわべりはな山路やまみちであッさり囲まれ、その中には根笹ねざさのくずしが打たれてある。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
前檣フォアマストの帆索をゆるめるとすぐ、甲板の上にぴったりと腹這はらばいになって、両足は舳のせまい上縁うわべりにしっかり踏んばり、両手では前檣の根もとの近くにある環付螺釘リング・ボールト(13)をつかんでいました。