“うらしま”の漢字の書き方と例文
語句割合
浦島100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半井卜養なからいぼくようという狂歌師の狂歌に、浦島うらしまが釣の竿とて呉竹くれたけの節はろくろく伸びず縮まず、というのがありまするが、呉竹の竿など余り感心出来ぬものですが
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
眠さめたる時浦島うらしまの玉くしげくやしくも世は既に次の世と代りあるべきか如何いかん。(一月二十七日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
名人とよばれた太海三之助さんのすけの一人息子でありましたが、海亀うみがめを助けてやつて、海亀に助けられたところから浦島うらしまといふあだ名がついて、後には浦島今太郎といふ通名とほりなになつて
動く海底 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)