“うねびやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
畝傍山87.5%
畝火山12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、畝傍山うねびやまのふもとまで来たら、急に日がさしてきて、きのうのように気もちのいい冬日和ふゆびよりになりました。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
大和では天香久山あまのかぐやま耳成山みみなしやまとが、畝傍山うねびやまのために喧嘩けんかをした話が、古い奈良朝の頃の歌に残っております。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
畝火山うねびやまに昼はただの雲らしく、静かに雲がかかっているけれど、夕方になればれが来て、ひどい風が吹き出すらしい。木の葉がそのさきぶれのように、ざわざわさわいでいる」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
おなきがらは畝火山うねびやまにおほうむり申しあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)