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うつねん
ふりがな文庫
“うつねん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鬱念
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬱念
(逆引き)
また近郷にわたって、
檄
(
げき
)
を飛ばせば、おそらく今の時勢に、
鬱念
(
うつねん
)
を感じている者もすくなくはありませんから、きっと、三十人や四十人の兵はすぐできるかと思います
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たしかに感じられた手応え、存分な
抉
(
えぐ
)
りをよりながら、一角もまたおもむろに槍を戻した。そして、槍の尖端からポト——と糸を
曳
(
ひ
)
いた一滴の
粘液
(
ねんえき
)
に、年来の
鬱念
(
うつねん
)
を一時に晴らした心地。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを今、外から聞いて来た主税が、
憤
(
いか
)
って父にその
鬱念
(
うつねん
)
を吐こうとすると
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(3作品)
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