“ういてんぺん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
有為転変95.0%
有為天変5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……有為転変ういてんぺんの世の中やと、互に見合わす顔と顔。さらば/\おさらばの、声も涙に掻き曇り、別れてこそはいでて行く」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
若い女性の身そらで、あんな乱世の中心、有為転変ういてんぺんのるつぼへ、何で好んで飛びこんで行こうとなさるか。友松には気が知れん。わしは反対だ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、これとても浮世の無情、有為天変ういてんぺんまぬがれません。いずれはうたかたのはかないものと思って居ります。
ある日の蓮月尼 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)