“いわやさざなみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
巌谷小波100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人生れてより下二番町しもにばんちょうに住み巌谷小波いわやさざなみ先生の門人とは近隣のよしみにて自然と相識あいしれるがうちにも取りわけ羅臥雲らがうんとて清人しんじんにて日本の文章俳句を
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
元来この小説は京都の日の出新聞から巌谷小波いわやさざなみさんの処へ小説を書いてくれという註文が来てて、小波さんが書くつなぎとして僕が書き送ったものである。
その発起人のうちに私の名もつらなっている。巌谷小波いわやさざなみ氏兄弟の名もみえる。そのほかにも軍人、法律家、医師、実業家、種々の階級の人々の名が見いだされた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)