“いのししむしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
猪武者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近藤のように幕府一点張りの猪武者いのししむしゃではない、これは勤王攘夷で行かなければ事はせないと見たものだろう、その意見の相違から分立の勢いとなったが、今いう通り
自分に妻子がないから死ぬことは平気なもので、何とも思わずに猪武者いのししむしゃで戦いをやるものですから、チベットでは坊主の暴れ者は仕方がないという評判さえ立って居るです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それだから、いやさ。すぐ、そんな風にに火がいたようになるのは、猪武者いのししむしゃというものですよ。ほんとうに、雪之丞に、意趣返しをなさるおつもりなら、ちゃんと、陣立てを
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)