“いっしょうます”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一升枡50.0%
一升桝50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
床几の上には一升枡いっしょうますほどな煙草盆たばこぼんが閑静に控えて、中にはとぐろをいた線香が、日の移るのを知らぬ顔で、すこぶる悠長ゆうちょういぶっている。雨はしだいに収まる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一番後にさがってついて行き、一升桝いっしょうますを手に持って、その底を叩きながらあるくことにまっており、そうすると子供は必ずまずその者の目につくといっていた(『なら』一八号)。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)