“いっしょうけんめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
一生懸命100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども金魚は一生懸命いっしょうけんめいやってよ。素晴らしい、見ていると何もかも忘れてうっとりするような新種を作ってよ。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それから赤シャツと野だは一生懸命いっしょうけんめいに釣っていたが、約一時間ばかりのうちに二人ふたりで十五六上げた。可笑おかしい事に釣れるのも、釣れるのも、みんなゴルキばかりだ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「オヤ、けんどんですネ、人が一生懸命いっしょうけんめいになっていてるのに。何でそんなに沈んでいるのです?」
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)