“いっけつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一穴40.0%
溢血40.0%
一決20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大公儀の御沙汰に当藩が承服せぬとなったら、そこがそのまま大公儀の付け目じゃ。越前宰相殿、駿河大納言殿の先例も近いこと。千丈の堤もあり一穴いっけつから……他所事よそごとでは御座らぬわい。
名君忠之 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「こわいわね。脳貧血でまだよかったけれど、溢血いっけつの方だったら今ごろ中風よ。おおこわい。」
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「はい。一決いっけついたしました」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)