“いたしかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
致方96.1%
して見よう2.0%
致仕方2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しか非難せられても致方いたしかたはない。しかしこの書を書いた時代においても、私の考の奥底に潜むものは単にそれだけのものでなかったと思う。
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
どうもして見よういたしかたがないから羊の荷物を卸して夜着を取り出してそれをかぶり、それから頭の上から合羽かっぱを被ってしまいましてそこで羊の寝転んで居る間へはいって
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「あ、左様か。今度はさきへかえれか。そういうことになれば、そういうことにするより致仕方いたしかたござるまい。では、かえるかな……」
山県有朋の靴 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)