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いしぶた
ふりがな文庫
“いしぶた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石蓋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石蓋
(逆引き)
「三つ岩のひじ
蔵
(
くら
)
は
玉
(
ぎょく
)
にして一万、南谷の
石蓋
(
いしぶた
)
に小判で八千、穴底の砂金は量ってみなければわかるまいがお
祖父
(
じい
)
の代から二百万という云い伝えがある」
艶妖記:忍術千一夜 第一話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
と海禪を穴の中へ押込んで、上から
石蓋
(
いしぶた
)
を
整然
(
ちゃん
)
として、ずうと出て
行
(
ゆ
)
きました。海禪坊主は
好
(
い
)
い面の皮だ、天罰とは云いながらとう/\穴の中へ封じ殺されるように相成りました。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その時のわずかな
明晰
(
めいせき
)
な言葉が、永久にわたしをこの世の人のかずから引き離してしまって、わたしは自分の手で自分の墓の
石蓋
(
いしぶた
)
をとじ、自分の手で自分の牢獄の門をとじたのでありました。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
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