“いくさぶぎょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
軍奉行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
篝火かがりびさかんに燃えたたせ、軍奉行いくさぶぎょうの斎藤太郎左衛門、同じく隅田弾正少弼しょうひつ床几しょうぎを立てての検分のありさま、あまりに由々ゆゆしく存じましたれば、雑兵をとらえ訊しましたるところ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
敵一万の大将たいしょうち取ったとは、あっぱれな働きである。いそぎ軍奉行いくさぶぎょう太田飛騨守おおたひだのかみへ、このむねをとどけ出せ。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
軍奉行いくさぶぎょうに触れさせて、秀吉も行糧を喰べた。けれど、烹炊ほうすいの煙は一切あげなかった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)