“いがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋳型80.8%
鑄型15.4%
鋳形3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からだのなかが醗酵はっこうしたようになる。どうも気味がわるい。そこで林を出て、鋳型いがた作りの職人たちが村へ帰って行く、その後ろを遠くからつける。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
大概の人たちと異つた鑄型いがたにはめられて作られたとすれば、それはあなたの徳ぢやない。自然がこしらへたのです。そこで、結局、私はあんまり早く結論に來すぎてしまつた。
馬と残夢と月と茶の煙とを無理に一句にたたみ込み、三十日みそかやみ千年ちとせの杉とそれを吹く夜風とを合せて十七字の鋳形いがたにこぼるるほど入れて、かくして始めて面白しと思ひし者が
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)