“いいかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言交80.0%
飯河20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、このお綾には既に人知れず言交いいかわした人があるのであった。それは朝日川原の夕涼に人出の多い中をお綾はただ一人で、裏口から出て、そぞろ歩きしていた時の事であった。
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
言交いいかわす。)
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すでに討死をとげて、廊壁を血にそめているかばねには、飯河いいかわ宮松がある、伊藤彦作がある、久々利くくり亀之助がある。中には、敵と組んだまま、重なり合って、相討ちをとげている者も見える。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)