“あやおり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
綾織62.5%
彩織12.5%
紋織12.5%
綾織布12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木綿もめんや毛織物の濫用、綾織あやおり木綿はこの国の湿暑に適しなかったと思うが、それをまだ肯定も否定もできぬ程度の、日本の生理学の進歩である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
さざなみの彩織あやおり
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そが上に垂れぬるかも紋織あやおり、——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
聴衆のうちにジェボランという隠退した金持ちの商人がいた。高利貸しのたぐいで、粗悪なラシャやセルや綾織布あやおりやトルコ帽などを製造して五十万ばかりを得たのだった。