“あぼうきゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
阿房宮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要塞ようさい門より」とか、「前の家より」とか、「城のあとより」とか、「阿房宮あぼうきゅうより」とか、「隣り村より」とか
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
蝶よ花よと育てた愛女まなむすめが、堕落書生の餌になる。身代を注ぎ込んだ出来の好い息子が、大学卒業間際に肺病で死んでしまう。蜀山しょくさんがした阿房宮あぼうきゅう楚人そびとの一炬に灰になる。
地蔵尊 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「馬鹿、そいつあ阿房宮あぼうきゅうだ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)