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あはの
ふりがな文庫
“あはの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粟野
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粟野
(逆引き)
貴郎
(
あなたさま
)
だ、其時
丁度
(
ちやうど
)
十二三の坊様が、長い刀を持ち出しなされて、
父
(
とつ
)
ちやんの
復讐
(
かたきうち
)
に行くと言ひなさる、其れを今の
粟野
(
あはの
)
に御座る伯母御様が
緊乎
(
しつかり
)
抱き留めておすかしなさる——イヤもう
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
権作老人と立ち別れて篠田は、降り積む雪をギイ/\と
鞋下
(
あいか
)
に踏みつゝ、我が伯母の
孤
(
ひと
)
り住む
粟野
(
あはの
)
の谷へと急ぐ、氷の如き月は海の如き
碧
(
あを
)
き空に浮びて、見渡す限り
白銀
(
しろがね
)
を延べたるばかり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「
粟野
(
あはの
)
で御座います」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
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