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あにいれん
ふりがな文庫
“あにいれん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兄哥連
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄哥連
(逆引き)
それで道庵が
兄哥連
(
あにいれん
)
を
狩催
(
かりもよお
)
して
馬鹿囃子
(
ばかばやし
)
をはじめると、大尽の方では絶世の美人を集めたり、朝鮮の芝居を打ったりして人気を取るのであります。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
よく
兄哥連
(
あにいれん
)
に背負われて行ったものだ。喧嘩の仕方なども、祖父から聞いて知っている。然し祖父が足を洗って隠居してからも連中が祖父のところに出入するのを、父は実に
厭
(
いや
)
がったものだ。
回想録
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
ぞろぞろ行交う派手な
兄哥連
(
あにいれん
)
が何だか俺にさからうような気がする。ささくれ立った気持で急ぎながら俺は思わず、一層のこと闇屋にでもなったろか、と声出して
呟
(
つぶや
)
いていた。そして俺は愕然とした。
蜆
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
あにいれん(兄哥連)の例文をもっと
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