“あつみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渥美72.7%
温海18.2%
厚見9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊良虞いらごの島」は、三河渥美あつみ郡の伊良虞崎あたりで、「島」といっても崎でもよいこと、後出の「加古の島」のところにも応用することが出来る。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
裏日本では、羽前うぜんの三瀬から越後の村上あたりまで出て来る海岸路が涼しいところです。途中に温海あつみといふ温泉があります。小塩原と言つたやうなところです。瀬波せなみあたりも好いところです。
談片 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
南は厚見あつみ加納かのうの平野から、西は合渡こうど鏡島かがしまなど長良川の流脈へわたって、織田軍の攻進は、日夜進んでいた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)