“あしかゞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
足利100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔は人物技藝ぎげい一世にひいでた者を任じたのですが、後、足利あしかゞ時代から賣官の風が行はれ、江戸時代には賣官料まで公定されて、一階一兩から四十五兩に及び七十三刻をあはせると都合七百十九兩
それにまた蚕卵紙たねがみかいこに仕立てます故、丹精はなか/\容易なものでは有りませんが、此の程は大分だいぶ養蚕が盛で、田舎は賑やかでございます。養蚕を余り致しませんところ足利あしかゞの方でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)