“あざみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
98.7%
阿耶美1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲仙にはあざみ谷、鬼神きじん谷のような、上から見下みおろして美しい渓谷はあるが、渓谷それ自らの内部にこれほどの美を包容する渓谷はない。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
『潮來出島の眞菰のなかで』といふ眞菰や蒲の青々した蔭にはあやめはやゝ時過ぎてゐたが、あざみの花の濃紫が雨に濡れて咲き亂れてゐた。
またその沼羽田ぬばたいり日賣の命が弟、阿耶美あざみ伊理いり毘賣の命に娶ひて、生みませる御子、伊許婆夜和氣いこばやわけの命、次に、阿耶美都あざみつ比賣の命二柱。