“あさめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アサメ
語句割合
朝目33.3%
朝眼33.3%
浅芽33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おお、そうであった。朝目あさめよしだ。」太い息をつくようにして、ただそれだけのことをいって、また目をつぶった。
過去に悔恨を懐く鶴見には、きょうの朝目あさめの好さもさほどには思われなかった。一度ならず二度までも溜息をついた。
白雉はくち城お濠の蓮のほの紅に朝眼あさめよろしも妻がふるさと
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
またはいかにもさび沼とか浅芽あさめ沼とかこもり沼とか言はれさうな沼が、夢の中で見た不思議なシインか何ぞのやうに私の前にあらはれて来たからである。
ある日の印旛沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)