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あさっぱら
ふりがな文庫
“あさっぱら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朝腹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝腹
(逆引き)
「先生。大変な騒ぎで御座ります。
奥山
(
おくやま
)
の
姐
(
ねえ
)
さんが
朝腹
(
あさっぱら
)
お客を引込もうとした処を
隠密
(
おんみつ
)
に
見付
(
みつか
)
りお縄を
頂戴
(
ちょうだい
)
いたしたので御座ります。」
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「泣蟲ッ、
朝腹
(
あさっぱら
)
から
何
(
な
)
んだ。」と父は鋭い
叱咜
(
しった
)
の一声。然し、母上は懐の片手を抜いて、静に私の
頭
(
かしら
)
を撫で
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「僕ア毎日遊んでるんだから、旦那のいない時、夜中でも
朝腹
(
あさっぱら
)
でもいつでもいいよ。旦那が来たら裏口から内所で逃げてってやらア。こんな訳のわかった色男はあるまい。」
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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