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あさざむ
ふりがな文庫
“あさざむ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朝寒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝寒
(逆引き)
伊助は
朝寒
(
あさざむ
)
とは別に身を顫はせました。
狐憑
(
きつねつ
)
きから落ちた狐のやうな顏が、妙に惡賢こさを思はせます。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝寒
(
あさざむ
)
はまだやわらいでいなかった。彼女は例の貧しげな古い
外套
(
ブルヌース
)
を着て、緑色のきれを頭からかぶっていた。その顔はまだ病気の名残りをとどめて、やせて青白く、頬がげっそりこけていた。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
かつての上方
女形
(
おやま
)
、
雀右衛門
(
じゃくえもん
)
の住居であったと聞くこの宿。お勝手や細廊下に働く人影も、小庭に
古
(
ふ
)
りた竹のすがたも、みな道頓堀の名女形といわれた主のかたみかと、なんとなく
朝寒
(
あさざむ
)
のいじらしい。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あさざむ(朝寒)の例文をもっと
(6作品)
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