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あきすかせ
ふりがな文庫
“あきすかせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空巣稼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空巣稼
(逆引き)
「今時にも、
熊坂長範
(
くまさかちょうはん
)
みたいなものがいるとみえ、あの大坂城へ、大八車を曳きこんで、お
金蔵
(
きんぞう
)
だのお手道具だのを、
空巣稼
(
あきすかせ
)
ぎした奴があるそうじゃ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
品物は隱して置くかも知れないが、
空巣稼
(
あきすかせ
)
ぎで金を盜んだ奴は、三日と
費
(
つか
)
はずに居る氣遣ひはねエ
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
要するに、
盲動
(
もうどう
)
だった。——帰りがけの鳥越城における
空巣稼
(
あきすかせ
)
ぎの程度では、その消耗も士気の
挫折
(
ざせつ
)
も埋まるはずもないほどな打撃である。殊に、かれの
悶情
(
もんじょう
)
は、
癒
(
い
)
ゆべくもなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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