“あおせん”の漢字の書き方と例文
語句割合
青銭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茄子なす糠味噌ぬかみそけるのに色をく出そうとして青銭あおせんを糠味噌へ入れる人もあるが、あれは青銭から緑青が出てそれで茄子の色を善くするのだ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
随分変った奇蹟きせきですが、その上、誰が試みたかわかりませんが、この地蔵の台石の上へ上げておいた、穴の明いた青銭あおせんが、あくる朝行ってみると、一分金に変っていたという噂が伝わったのです。