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『ウィネッカの冬』
ふりがな文庫
『
ウィネッカの冬
(
ウィネッカのふゆ
)
』
ウィネッカの冬は寒い。緯度はだいたい北海道の真中くらいで、寒さも似たようなものである。 雪は少なくて、普通の年では五寸も積れば、皆大雪と思っている。三寸くらいのことが多く、根雪になることはまずない。気温が低いので、融けることは滅多にないが、 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「随筆」1955(昭和30)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
賑
(
にぎや
)
仕来
(
しきた
)
元締
(
もとじめ
)
剣突
(
けんつく
)
楢
(
なら
)
樫
(
かし
)
焚
(
た
)
独楽
(
こま
)
袷
(
あわせ
)
貯
(
たくわ
)
贅沢
(
ぜいたく
)