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『ふるさと』
ふりがな文庫
『
ふるさと
(
)
』
赤城山の雪流れ出で かなづる如くこの古き町に走り出づ ひとびとはその四つ辻に集まり 哀しげに犬のつるむを眺め居たり ひるさがり 床屋の庭に石竹の花咲きて 我はいつもの如く本町裏の河岸を行く うなだれて歩むわが背後に かすかなる市人のささやき …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
市人
(
いちびと
)
故郷
(
ふるさと
)
河岸
(
かし
)
背後
(
うしろ
)
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