一人の無名作家ひとりのむめいさっか
昭和十年発行の岩波版『芥川竜之介全集』第八巻に「一人の無名作家」という短文がある。 七、八年前、北国の方の同人雑誌を送って来たことがあるが、その中の『平家物語』に主題をとった小説が、印象に残っている。「今はその青年の名も覚えておりませんが、 …
題名が同じ作品
一人の無名作家 (新字旧仮名)芥川竜之介 (著)