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『ツクツク法師』
ふりがな文庫
『
ツクツク法師
(
ツクツクぼうし
)
』
むかしあるところに一人の欲ばりの坊さんがおりました。 毎日毎日方々へお経を読みに行って貰って来たお金を一つの大きな甕の中に溜めていましたが、だんだん一パイになってくるにつれて泥棒に取られそうなので怖くてたまらなくなりまして、或る晩のこと小僧 …
著者
香倶土三鳥
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「九州日報」1925(大正14)年9月4~6日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
疋
(
びき
)
惜
(
お
)
憤
(
おこ
)
欺
(
だま
)
吐
(
つ
)
潰
(
つぶ
)
甕
(
かめ
)
肝
(
きも
)
鉈
(
なた
)