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『錬金詐欺』
ふりがな文庫
『
錬金詐欺
(
れんきんさぎ
)
』
詐欺は昔から錬金術の附き物になって居る。既に錬金術そのものが、金がほしいという動機が主となって企てられたものであるから、詐欺と縁の深いのは当然のことである。尤も、錬金術の抑もの起りは必ずしも黄金製造のためではなかった。即ちその濫觴ともいうべ …
著者
小酒井不木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「探偵文藝 第2巻第1号」奎運社、1926(大正15)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抑
(
そもそ
)
齢
(
よわい
)
埃及
(
エジプト
)
大隈
(
おおくま
)
数多
(
あまた
)
濫觴
(
らんしょう
)
煉丹
(
れんたん
)
窶
(
やつ
)
見做
(
みな
)
詭計
(
きけい
)
長岡
(
ながおか
)