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『朝倉一五〇』
ふりがな文庫
『
朝倉一五〇
(
あさくらいちごれい
)
』
洋画家の橋田庫次君の話であるが、橋田君は少年の頃、吾川郡の弘岡村へ使いに往って、日が暮れてから帰って来たが、途中に荒倉と云う山坂があって、そこには鬼火が出るとか狸がいるとかと云うので、少年の橋田君は鬼魅がわるかった。 橋田君はその時自転車に …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
中央
(
なかごろ
)
哥
(
にい
)
兎
(
と
)
吾川
(
あがわ
)
岐
(
わか
)
庫次
(
くらじ
)
点
(
つ
)
睜
(
みは
)
荒倉
(
あらくら
)
轍
(
わだち
)
鬼魅
(
きみ
)