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『鸚鵡のゐる部屋』
ふりがな文庫
『
鸚鵡のゐる部屋
(
おうむのいるへや
)
』
フロラが飼つてゐる鸚鵡は、好く人に慣れてゐて籠から出してやると、あちこちの部屋をヨタヨタと散歩したり、階段を滑稽な脚どりで昇り降りしたりするが、 「お早う」も、 「今日は——」も知らなかつた。せめて二つや三つの言葉位は教へようと、はじめのう …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「令女界 第九巻第十二号(十二月号)」宝文館、1930(昭和5)年12月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
辛
(
こら
)
扉
(
ドアー
)
前夜
(
ゆうべ
)
救
(
たす
)
点
(
とも
)
稍
(
やゝ
)
労
(
つか
)
卓子
(
テーブル
)
吾家
(
うち
)
寝
(
やす
)
扉
(
ドア
)
服
(
の
)