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『凍雨と雨氷』
ふりがな文庫
『
凍雨と雨氷
(
とううとうひょう
)
』
大気中の水蒸気が凍結して液体または固体となって地上に降るものを総称して降水と言う。その中でも水蒸気が地上の物体に接触して生ずる露と霜と木花と、氷点下に過冷却された霧の滴が地物に触れて生ずる樹氷または「花ボロ」を除けば、あとは皆地上数百ないし …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学
初出
「東京朝日新聞」1921(大正10)年2月11日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滴
(
しずく
)
角
(
つの
)
截片
(
せっぺん
)
最寄
(
もよ
)
彼
(
か
)
我邦
(
わがくに
)
木花
(
きばな
)
稀有
(
けう
)
雹
(
ひょう
)
霙
(
みぞれ
)
霰
(
あられ
)