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『秋の歌』
ふりがな文庫
『
秋の歌
(
あきのうた
)
』
チャイコフスキーの「秋の歌」という小曲がある。私はジンバリストの演奏したこの曲のレコードを持っている。そして、折にふれて、これを取り出して、独り静かにこの曲の呼び出す幻想の世界にわけ入る。 北欧の、果てもなき平野の奥に、白樺の森がある。歎く …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「渋柿 第一〇一号」1922(大正11)年9月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交
(
か
)
止
(
と
)
見交
(
みか
)
咽
(
むせ
)
小径
(
こみち
)
度
(
ど
)
彷徨
(
さまよ
)
果敢
(
はか
)
瀬
(
せ
)
行
(
ゆ
)
遣
(
や
)