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『月蝕』
ふりがな文庫
『
月蝕
(
げっしょく
)
』
★ 鋼のように澄みわたる大空のまん中で 月がすすり泣いている。 ………けがらわしい地球の陰影が 自分の顔にうつるとて………… それを大勢の人間から見られるとて………… …………身ぶるいして嫌がっている。 ★ ………しかし……… 逃れられぬ暗 …
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「猟奇」1928(昭和3)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
妾
(
わたし
)
刃
(
やいば
)
囁
(
ささや
)
夥
(
おびただ
)
水気
(
すいき
)
瞼
(
まぶた
)
磈
(
かたまり
)
腥
(
なまぐさ
)
鋼
(
はがね
)
陰影
(
かげ
)
顋
(
あご
)
黝
(
くろ
)