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『鏡餅』
ふりがな文庫
『
鏡餅
(
かがみもち
)
』
正面のドアを押して入ると、すぐのところで三和土の床へ水をぶちまけ、シュッシュ、シュッシュと洗っている白シャツ、黒ズボンの若い男にぶつかりそうになった。サエは小使いだと思ったらそうではなく、そういう風体でそのへんにハタキをかけたり、椅子を動か …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1934(昭和9)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
否
(
ぴ
)
凝
(
じ
)
凝
(
こら
)
斜
(
はす
)
上気
(
のぼ
)
不図
(
ふと
)
味醂
(
みりん
)
屠蘇
(
とそ
)
注連
(
しめ
)
爼板
(
まないた
)
風体
(
ふうてい
)