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『一日の労苦』
ふりがな文庫
『
一日の労苦
(
いちにちのろうく
)
』
一月二十二日。 日々の告白という題にしようつもりであったが、ふと、一日の労苦は一日にて足れり、という言葉を思い出し、そのまま、一日の労苦、と書きしたためた。 あたりまえの生活をしているのである。かくべつ報告したいこともないのである。 舞台の …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第三十五年第三号」1938(昭和13)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悪魔
(
サタン
)
恰好
(
かっこう
)
懊悩
(
おうのう
)
播
(
ま
)
浪曼
(
ろうまん
)
滑稽
(
こっけい
)
煩
(
わずら
)
破綻
(
はたん
)
筈
(
はず
)
聡明
(
そうめい
)
自惚
(
うぬぼ
)
訣別
(
けつべつ
)