トップ
>
生涯
>
せうがい
ふりがな文庫
“
生涯
(
せうがい
)” の例文
実際
(
じつさい
)
に
真面目
(
しんめんもく
)
に
生涯
(
せうがい
)
の
真味
(
しんみ
)
を
味
(
あぢは
)
ひし人のみが
互
(
たがひ
)
に
共
(
とも
)
に
働
(
はたら
)
き得る人なり
宗教
(
しふけう
)
を以て
茶話席
(
ちやわせき
)
の
活題
(
くわつだい
)
となすに
止
(
とゞ
)
まるものは
言語的
(
げんごてき
)
捺印的
(
なついんてき
)
の
一致
(
いつち
)
を
計
(
はか
)
れよ
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
谷中
(
やなか
)
に
知人
(
ちじん
)
の
家
(
いゑ
)
を
買
(
か
)
ひて、
調度萬端
(
てうどばんたん
)
おさめさせ、
此處
(
こゝ
)
へと
思
(
おも
)
ふに
町子
(
まちこ
)
が
生涯
(
せうがい
)
あはれなる
事
(
こと
)
いふはかりなく、
暗涙
(
あんるい
)
にくれては
我
(
わ
)
が
身
(
み
)
が
不徳
(
ふとく
)
を
思
(
おぼ
)
しゝる
筋
(
すぢ
)
なきにあらねど
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
顧客
(
とくい
)
は
廓内
(
かくない
)
に
居
(
い
)
つゞけ
客
(
きやく
)
のなぐさみ、
女郎
(
ぢよろう
)
の
憂
(
う
)
さ
晴
(
は
)
らし、
彼處
(
かしこ
)
に
入
(
い
)
る
身
(
み
)
の
生涯
(
せうがい
)
やめられぬ
得分
(
とくぶん
)
ありと
知
(
し
)
られて、
來
(
く
)
るも
來
(
く
)
るも
此處
(
こゝ
)
らの
町
(
まち
)
に
細
(
こま
)
かしき
貰
(
もら
)
ひを
心
(
こゝろ
)
に
止
(
と
)
めず
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼処
(
かしこ
)
に入る身の
生涯
(
せうがい
)
やめられぬ得分ありと知られて、来るも来るも此処らの町に細かしき
貰
(
もら
)
ひを心に止めず、裾に
海草
(
みるめ
)
のいかがはしき乞食さへ
門
(
かど
)
には立たず
行過
(
ゆきすぎ
)
るぞかし
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
それのみにても我れは
生涯
(
せうがい
)
大事
(
だいじ
)
にかけねばなるまじき人に、不足らしき
素振
(
そぶり
)
のありしか。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
小利口
(
こりこう
)
なるは
狡
(
ず
)
るき
性根
(
せうね
)
をやしなうて
面
(
めん
)
かぶりの
大變
(
たいへん
)
ものに
成
(
なる
)
もあり、しやんとせし
氣性
(
きせう
)
ありて
人間
(
にんげん
)
の
質
(
たち
)
の
正直
(
せうぢき
)
なるは、すね
者
(
もの
)
の
部類
(
ぶるい
)
にまぎれて
其身
(
そのみ
)
に
取
(
と
)
れば
生涯
(
せうがい
)
の
損
(
そん
)
おもふべし
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
小利口なるは
狡
(
ず
)
るき性根をやしなうて
面
(
めん
)
かぶりの大変ものに
成
(
なる
)
もあり、しやんとせし気性ありて人間の
質
(
たち
)
の正直なるは、すね者の部類にまぎれてその身に取れば
生涯
(
せうがい
)
の損おもふべし
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“生涯(
人生
)”の解説
人生(じんせい)とは、人がこの世で生きていくこと。人の、この世に生きている間。あるいは、この世で生きている間に経験することなどである。「人の一生」「生涯」などとも言う。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
涯
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“生涯”で始まる語句
生涯唯一
生涯蟄居