“鯣”の読み方と例文
読み方割合
するめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤い臼(うす)のような頭をした漁夫が、一升瓶(びん)そのままで、酒を端のかけた茶碗(ちゃわん)に注(つ)いで、鯣(するめ)をムシャムシャやりながら飲んでいた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
押砂河岸に上る前に、木下(きおろし)河岸で朝早く売りに来た弁当を買った。それの刻み鯣(するめ)に中(あた)って腹痛を感じたとのみは思えなかった。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
(與助と雲哲、願哲は助十を支へてゐる。下のかたの路地口より左官屋勘太郎、三十二三歳、身綺麗にいでたち、角樽(つのだる)と鯣(するめ)をさげて出づ。)
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)