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青々
ふりがな文庫
“青々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおあお
67.7%
あを/\
14.6%
せいせい
12.5%
あほ/\
2.1%
あをあを
2.1%
せい/\
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおあお
(逆引き)
すがすがしい
天気
(
てんき
)
で、
青々
(
あおあお
)
と
大空
(
おおぞら
)
は
晴
(
は
)
れていましたが、その
奥底
(
おくそこ
)
に、
光
(
ひか
)
った
冷
(
つめ
)
たい
目
(
め
)
がじっと
地上
(
ちじょう
)
をのぞいているような
日
(
ひ
)
でした。
冬のちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
青々(あおあお)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あを/\
(逆引き)
山
(
やま
)
がたといひ
出
(
だ
)
して、
土地
(
とち
)
の
樣子
(
ようす
)
からその
性質
(
せいしつ
)
を
述
(
の
)
べて、そこに
青々
(
あを/\
)
と
芽
(
め
)
を
出
(
だ
)
した
野菜
(
やさい
)
の
色
(
いろ
)
を、
印象深
(
いんしようぶか
)
くつかんで、
示
(
しめ
)
してゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
青々(あを/\)の例文をもっと
(14作品)
見る
せいせい
(逆引き)
翻長太息
(
はんちやうたいそく
)
に堪へずして
曰
(
いはく
)
、
台州
(
たいしう
)
有人
(
ひとあり
)
と。古人が詩に心を用ふる、惨憺経営の跡想ふべし。
青々
(
せいせい
)
が句集
妻木
(
つまぎ
)
の中に、「初夢や
赤
(
あけ
)
なる
紐
(
ひも
)
の結ぼほる」
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
青々(せいせい)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
あほ/\
(逆引き)
また
彼方
(
かなた
)
では、
一團
(
いちだん
)
の
水兵
(
すいへい
)
がワイ/\と
騷
(
さわ
)
いで
居
(
を
)
るので、
何事
(
なにごと
)
ぞと
眺
(
なが
)
めると、
其處
(
そこ
)
は
小高
(
こだか
)
い
丘
(
をか
)
の
麓
(
ふもと
)
で、
椰子
(
やし
)
や
橄欖
(
かんらん
)
の
葉
(
は
)
が
青々
(
あほ/\
)
と
茂
(
しげ
)
り、
四邊
(
あたり
)
の
風景
(
けしき
)
も
一際
(
ひときわ
)
美
(
うる
)
はしいので、
今夜
(
こんや
)
は
此處
(
こゝ
)
に
陣屋
(
ぢんや
)
を
構
(
かま
)
へて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
青々(あほ/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
あをあを
(逆引き)
その別な平原にまさに這入らうとした
口
(
くち
)
で突然と山が切れ、海が右にひろがつて、にこやかに、氣輕に、春のひかりのもとに眩ゆいばかり
青々
(
あをあを
)
と、荷馬車の上の一行に現はれたのである。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
青々(あをあを)の例文をもっと
(2作品)
見る
せい/\
(逆引き)
要
(
えう
)
するに
勤勉
(
きんべん
)
な
彼等
(
かれら
)
は
成熟
(
せいじゆく
)
の
以前
(
いぜん
)
に
於
(
おい
)
て
既
(
すで
)
に
青々
(
せい/\
)
たる
作物
(
さくもつ
)
の
活力
(
くわつりよく
)
を
殺
(
そ
)
いで
食
(
く
)
つて
居
(
ゐ
)
るのである。
收穫
(
しうくわく
)
の
季節
(
きせつ
)
が
全
(
まつた
)
く
終
(
をは
)
りを
告
(
つ
)
げると
彼等
(
かれら
)
は
草木
(
さうもく
)
の
凋落
(
てうらく
)
と
共
(
とも
)
に
萎靡
(
ゐび
)
して
畢
(
しま
)
はねばならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
青々(せい/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
々
3画
“青々”で始まる語句
青々園
“青々”のふりがなが多い著者
高浜虚子
小川未明
三上於菟吉
徳冨蘆花
楠山正雄
鈴木三重吉
山村暮鳥
吉川英治
樋口一葉
長塚節