“芽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
92.5%
めぐ4.5%
かや0.7%
きざ0.7%
めざ0.7%
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじいさんは、来年らいねんはるになるのをったのです。ついに、そのはるがきました。すると、常夏とこなつは、ぐんぐんとおおきくなりました。
花と人間の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
未来の全生涯はすでにそこにめぐんでいた——しかしその内心の豊富さは、当座の間、狂妄きょうもうな行いとなってしか現われなかった。
「幸ひ、池の端かや町の江島屋良助の伜良太郎が、フトした折にお關を見染めた」
晴さんとの惡念あくねんきざしけるこそ恐ろしけれ斯て吾助はよきをりあれかしとひまうかゞひけるに喜内は何事も愼み深く其上武術に達しければなまじひに手出をなして仕損じては一大事と空敷むなしく半年餘りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
このもの林の中に落つ、されど定まれる處なく、たゞ命運の投入るゝ處にいたりてめざすこと一粒の麥の如く 九七—九九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
こうやって、若々しい楓の枝かげに、を出したばかりの春の羊歯シダの葉に飾られてある壕は風雅ですが。十分深くもあるようですが。