トップ
>
雪
>
すゝ
ふりがな文庫
“
雪
(
すゝ
)” の例文
尋ね出して
夫
(
をつと
)
道十郎殿の惡名を
雪
(
すゝ
)
がせん者をと夫より心を定め
赤坂
(
あかさか
)
傳馬町
(
でんまちやう
)
へと引取られ同町にて
表
(
おもて
)
ながらも
最
(
いと
)
狹
(
せま
)
き
孫店
(
まごだな
)
を
借受
(
かりうけ
)
爰に
雨露
(
うろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
過
(
あやま
)
ちなどは無いことゝ存じますが、只今申上げました通り潔白な気性でございますゆえ、
他
(
ひと
)
から恥辱でも受けました節は、その恥辱を
雪
(
すゝ
)
ぐまでは
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
雪
(
すゝ
)
ぐか、私には宛がない。ただ一つあるのは、貴方の計畫です。あれに加はつて、思ふ丈のことをすることです。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
かへで 拙い細工を世に出したをそれほど無念と思召さば、これからいよ/\精出して、世をも人をもおどろかすほどの立派な面を作り出し、恥を
雪
(
すゝ
)
いでくださりませ。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
今
(
いま
)
から
私
(
わたし
)
が
氣
(
き
)
さへ
改
(
あらた
)
めれば、
彼
(
か
)
のお
人
(
ひと
)
とてさのみ
未練
(
みれん
)
は
仰
(
おつ
)
しやるまじく、お
互
(
たが
)
ひに
淺
(
あさ
)
い
交際
(
つきあひ
)
をして
人知
(
ひとし
)
らぬうちに
汚
(
けが
)
れを
雪
(
すゝ
)
いで
仕舞
(
しま
)
つたなら、
今
(
いま
)
から
後
(
のち
)
のあの
方
(
かた
)
の
爲
(
ため
)
、
私
(
わたし
)
の
爲
(
ため
)
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
墨股
(
すのまた
)
の戰ひに少しく會稽の恥を
雪
(
すゝ
)
ぎたれども、新中納言(知盛)
軍機
(
ぐんき
)
を
失
(
しつ
)
して必勝の機を
外
(
はづ
)
し、木曾の
壓
(
おさへ
)
と頼みし
城
(
じやう
)
の四郎が
北陸
(
ほくりく
)
の勇を
擧
(
こぞ
)
りし四萬餘騎、
餘五將軍
(
よごしやうぐん
)
の
遺武
(
ゐぶ
)
を負ひながら
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
御調べ願ひ夫の
惡名
(
あくみやう
)
雪
(
すゝ
)
ぐべし忠兵衞殿には何處迄も
證據
(
しようこ
)
と成て下されと
直
(
すぐ
)
にも
駈出
(
かけだ
)
すお光が氣色此有樣に忠兵衞は
如何
(
いかゞ
)
なことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
亨一は
矢鱈
(
やたら
)
に激昂した。此の汚名は
何
(
いづれ
)
の時にか
雪
(
すゝ
)
がねばならぬと思つた。それ故目前の爭論を惹き起すまいとして耐忍の上にも耐忍をした此日の苦痛は、心骨にしみ徹るのであつた。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
流し父事御仕置になりしは是非に
及
(
およば
)
ず
然
(
さり
)
ながら其人殺盜賊は彦兵衞に之なく外にあるにより此段御公儀へ訴へ父が
汚名
(
をめい
)
を
雪
(
すゝ
)
ぎ申度何卒
御執計
(
おとりはから
)
ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
“雪”を含む語句
吹雪
雪解
雪山
雪隱
雪袴
降雪
雪崩
雪隠
雪白
雪沓
斑雪
雪駄穿
雪中
雪片
風雪
雪女郎
雪花
粉雪
雪踏
淡雪
...