“粉雪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゆき50.0%
こなゆき46.9%
ふぶき3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハッと呼吸いきを引く。目口に吹込む粉雪こゆきに、ばッと背を向けて、そのたびに、風と反対の方へ真俯向まうつむけになって防ぐのであります。
雪霊記事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
多くの場合には非常に小さい粉雪こなゆきが風で吹き上げられて、空中を浮游しているものに朝日があたってキラキラするのを指していることが多い。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
バルチック海から吹き渡って来る酷風が、街の粉雪ふぶきの裾をななめに煽る。
伯林の降誕祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)