“ふぶき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フブキ
語句割合
吹雪96.1%
風雪2.6%
粉雪1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まれヘンリー四世は吹雪ふぶき雪崩なだれに覆われたアルプスを越えて、北イタリヤのカノッサの城へまで辿って行ったのである。
ローマ法王と外交 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
船は、あと一日で、目的の極地へつくはずになっていたが、あいにく今になって、猛烈な吹雪ふぶきに見舞われ、船脚ふなあしは、急にがたりとおちてしまった。
地底戦車の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
冬の日電柱に寒風がうなり、吹雪ふぶきの朝、電柱の片面に、雪が吹きつけられて凍っているのがちょうどそのおもてに日でも当たっているように見える。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
帰りは風雪ふぶきになっていました。
あの時分 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
宮沢があくびをする。下女が欠をみ殺す。そういう風で大分の間過ぎたのだそうだ。そのうちある晩風雪ふぶきになって、雨戸の外では風の音がひゅうひゅうとして、庭に植えてある竹がおりおりほうきで掃くように戸をる。
独身 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
バルチック海から吹き渡って来る酷風が、街の粉雪ふぶきの裾をななめに煽る。
伯林の降誕祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)