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風雪
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ふぶき
ふりがな文庫
“
風雪
(
ふぶき
)” の例文
下女が欠を
噬
(
か
)
み殺す。そういう風で大分の間過ぎたのだそうだ。そのうちある晩
風雪
(
ふぶき
)
になって、雨戸の外では風の音がひゅうひゅうとして、庭に植えてある竹がおりおり
箒
(
ほうき
)
で掃くように戸を
摩
(
す
)
る。
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
帰りは
風雪
(
ふぶき
)
になっていました。二人は
毛布
(
けっと
)
の中で抱き合わんばかりにして、サクサクと積もる雪を踏みながら、私はほとんど夢ごこちになって寒さも忘れ、木村とはろくろく口もきかずに帰りました。
あの時分
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
“風雪”で始まる語句
風雪中