“北陸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくりく83.3%
ほくろく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月卅日には、熱帯性の低気圧が来、北陸ほくりくでは豪雨になって、何百人かのひとが死んだ。
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
墨股すのまたの戰ひに少しく會稽の恥をすゝぎたれども、新中納言(知盛)軍機ぐんきしつして必勝の機をはづし、木曾のおさへと頼みしじやうの四郎が北陸ほくりくの勇をこぞりし四萬餘騎、餘五將軍よごしやうぐん遺武ゐぶを負ひながら
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
神通は富山市の北端を流るる北陸ほくろく七大川の随一なるものである。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)